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横須賀線 E217系電車
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| 路線総延長 | 大船 - 久里浜間 23.9 km 東京 - 久里浜間 73.3 km |
| 軌間 | 1067 mm |
| 電圧 | 1500 V 架空電車線方式 (直流) |
| 最高速度 | 120 km/h |
横須賀線(よこすかせん)は、神奈川県鎌倉市の大船駅から神奈川県横須賀市の久里浜駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)。
一般的には東海道本線とその貨物支線(通称品鶴線)に所属する区間を含めた東京都千代田区の東京駅から久里浜駅を結ぶ運転系統の呼称として使われている。以下、特記のない限り運転系統としての横須賀線(東京駅 - 久里浜駅間)について説明する。
目次 |
東京地区の電車特定区間(E電)の路線・運転系統の一つであり、東京都心と、鎌倉や逗子・横須賀などの三浦半島内の各都市とを結ぶ。
全区間が電車特定区間内であるが、使用される車両は、一部にクロスシートやトイレを備えた近郊タイプの電車が用いられている。沿線には軍都横須賀や、多くの別荘地を擁していたため、早くから二等車(後の1等車、グリーン車)が連結されており、現在まで受け継がれている(歴史を参照)。車体の色は青とクリーム色の通称「横須賀色」(後述)と呼ばれるカラーリングが伝統的に使用され、旅客案内でのラインカラーはこの車体色の一部に近い色である青(■)が使用されている。
各駅に停車する電車を中心に運行される。1980年以降、東京駅からは多くの電車が千葉方面への総武快速線と直通するようになり、両線を総称して「横須賀・総武線」と呼ばれることもある[1]。また、品川駅(旧蛇窪信号場) - 逗子駅間では、2001年から設定された運転系統である湘南新宿ラインが横須賀線と線路を共用する。横須賀線は全線を通じて線形はあまりよくないが、湘南新宿ラインと共用する西大井駅 - 大船駅の最高速度は120km/hとなっている。
全区間が旅客営業規則の定める「東京近郊区間」「電車特定区間」、およびIC乗車カード「Suica」の利用エリアに含まれている。
東京駅 - 西大井駅間がJR東日本東京支社、新川崎駅 - 久里浜駅間が同社横浜支社の管轄である。
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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東京駅 - 品川駅間は東海道本線の線増区間である東京トンネルの地下線を走行し、品川駅で地上に出る。品川駅から東海道本線の支線(通称品鶴線)を走行、武蔵小杉駅(横須賀線の駅が2010年3月13日開業予定)付近まで東海道新幹線と並走する。品川駅 - 西大井駅間の分岐点(旧目黒川信号場)では新宿駅方面への特急「成田エクスプレス」などが走行する山手貨物線が分岐。続いて通過する合流点(旧蛇窪信号場)では、湘南新宿ラインなどが走る山手貨物線大崎支線(通称蛇窪線)が合流する。東海道新幹線とともに多摩川を渡ると神奈川県。新幹線と別れると新川崎駅近くに新鶴見信号場があり、武蔵野線(貨物線)、東海道貨物線と接続する。
鶴見駅付近(横須賀線ホームはない)から横浜駅を経て大船駅までは東海道本線の本線上の専用の複線を走行し、東海道線列車と並走する。横須賀線電車は東海道線列車が停車しない保土ヶ谷駅と東戸塚駅に停車する(両駅のホームは横須賀線線路にのみ存在)。戸塚駅では東海道線列車と横須賀線電車の対面乗り換えが可能な方向別ホームとなっており、東海道線平塚駅・小田原駅方面へ直通する湘南新宿ラインの列車などが転線する。大船駅では根岸線からの連絡線が合流し、鎌倉車両センターへの引込線が分かれる。
大船駅から先は本来の横須賀線区間となり、おおむね南東方向へと路線が延びる。北鎌倉駅までの間からは、2006年3月に廃止されたJR東日本の車両工場である鎌倉総合車両センター(大船工場)への引込線が分かれていた。鎌倉駅付近は盆地となっており、前後をトンネルで抜ける。運行拠点のひとつ逗子駅を経て相模湾側から東京湾側へ移ると、横須賀駅付近までは海岸近くまで山が迫る地形のためトンネルが連続する。横須賀駅 - 久里浜駅までは単線区間である。横須賀線最長のトンネルである横須賀トンネル (2,089m) によって衣笠駅へ抜け、平作川沿いに平地を走行し終点久里浜駅へと至る。
「成田エクスプレス」を参照
総武快速線・成田線経由で成田空港駅まで運行される空港アクセス特急。東京駅 - 大船駅間は横須賀線電車の線路を走行している。
主に通勤客向けに運転される座席定員制のライナー列車として、上り「おはようライナー逗子」、下り「ホームライナー逗子」が1本ずつ設定されている。車両は特急形のE257系500番台電車を使用する。停車駅は駅一覧を参照。このほか東海道線のホームライナーのうち、東海道貨物線を経由する「湘南ライナー」が新鶴見信号場 - 品川駅・東京駅、「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」が新鶴見信号場 - 旧蛇窪信号場間を走行する。
原則としてE217系電車を使用し、各駅に停車する。ただし東京駅 - 品川駅、鶴見駅 - 横浜駅では京浜東北線も併走して運行されており、横須賀線はホームを設置する駅を限定して運行している。逆に、横浜駅 - 大船駅(戸塚駅)間では並走する東海道線に対し各駅停車としての役割も果たしている。東京駅・総武快速線方面 - 逗子駅・久里浜駅の運行が中心だが、日中は逗子駅 - 久里浜駅間の区間電車も多い。また一部の電車は品川駅・大船駅・横須賀駅で折り返しを行う。
車両は基本編成11両と付属編成4両で構成され、基本編成の4・5号車にグリーン車を連結している。前述のように逗子駅を境にホーム長が異なるため、逗子駅以北が15両編成で横須賀駅・久里浜駅へ直通する電車は、逗子駅で付属編成(一部は基本編成)を増解結する。このため逗子駅では4 - 15分停車するが、増解結を行わない電車でも大多数が時間調整の名目で1 - 15分間停車する。逗子駅以南には付属編成のみで運行する電車も設定されている。大船駅 - 逗子駅間の区間列車にはE231系電車(小山車両センター)10・15両編成の列車もあるが、これは後述の湘南新宿ラインの(出入庫)区間運転という意味合いが強い。
湘南新宿ラインが運行されるようになって以降、線路容量と旅客流動の関係から、湘南新宿ラインがダイヤ改正ごとに増発されていき、その分だけ横須賀線から東京駅方面へ向かう従来の系統の列車本数が削減される傾向にある(東京駅・新橋駅のホームが地下深くにあり敬遠され、従来の系統は東海道線に比べて利用率が低いため)。なお、これにより一部の横須賀線用E217系車両が余剰となり、東海道線に転用されている。
東京駅では多くの電車が総武快速線と直通運転を行い、総武本線成東駅・成田線成田空港駅・鹿島線鹿島神宮駅・内房線君津駅・外房線上総一ノ宮駅まで直通する電車が設定されている(過去には外房線大原駅および勝浦駅まで直通していた)。快速「エアポート成田」と通勤快速を除き、先頭に「横須賀線-総武線」と表示する。
詳細は「湘南新宿ライン」を参照
横須賀線内から新宿駅を経由して宇都宮線(東北本線)へ直通する系統である。全列車E231系電車で運行され、4・5号車にグリーン車を連結している。
宇都宮線直通の列車は横須賀線内が終点となり、大宮駅 - 小山駅間で快速運転を行う列車も含め、西大井駅 - 逗子駅は横須賀線電車と同様の駅に停車する。2004年10月改正までは新宿駅 - 横須賀駅・久里浜駅間で運転される列車もあったが、現在は全列車が大船駅か逗子駅で折り返している。また、高崎線と東海道線(平塚方面)を直通する列車も戸塚駅以北で横須賀線電車と線路を共用するが、こちらは西大井駅 - 戸塚駅間のうち横浜駅と戸塚駅のみに停車しており、ホームを通過する駅が生じる関係上「快速」として運転されている。
沿線に観光地鎌倉を抱えるため、急行「ぶらり鎌倉号」など、休日や年始には団体列車や臨時列車が多数設定されている。また上記の通り多くの貨物線と接続しており、定期列車が設定されていないような経路をとる臨時列車が運行されることがある。
逗子駅から専用線及び京急逗子線を介して東急車輛製造横浜製作所へ線路が通じており、車両新製の際には日本貨物鉄道(JR貨物)による甲種車両輸送が行われる。以前は田浦駅付近にある在日米軍基地への燃料輸送も行われていたが、2006年に廃止された。
逗子駅 - 久里浜駅間において、平日の日中に列車を運休させて保線作業(リフレッシュ工事)を行う場合がある。品川駅や横浜駅・逗子駅・久里浜駅などを連絡駅として京急本線・久里浜線・逗子線で振替輸送が行われる。
下記にあげる車両はすべて電車である。
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E217系電車が登場するまで、この区間を走る旅客車両の塗装は「横須賀色(スカ色)」と呼ばれるクリーム色■(クリーム1号)と青色■(青15号)のツートンカラーであった。
スカ色の始まりは、かつてこの区間を走っていた国鉄32系電車にまでさかのぼる。当初はクリーム2号■と青2号■の2色塗りであったが、1962年の外部塗色の一部統合標準化に伴い、クリーム1号と青15号の組み合わせに変更された。由来は「1940年に開催される予定であったものの戦争により中止された東京五輪のイメージカラーを転用した」との説が有力で、「海に近い地域を走るので砂浜のクリーム色と海の青」という解説をしたという当時の国鉄副技師長のコメントが残されている[2]。
この塗装は横須賀線内においてはE217系電車の帯の色にその名残を留めるのみだが、2009年現在でも房総各線(総武本線・成田線・内房線・外房線など)の113系電車や中央東線の115系の中距離電車(立川駅 - 小淵沢駅間)などで見ることが出来る(ただし、115系電車のスカ色は前面の塗り別けが多少異なっており、一部の鉄道ファンからは「山スカ色」などと呼ばれて差別化されることがある)。なお、この中央東線で使用される115系電車は鎌倉の観光シーズンにあわせて運行される臨時快速「ホリデー快速鎌倉」号でも使用されており、横須賀線内において往年の113系伝統のスカ色をうかがうことが出来る。
かつてはこのスカ色も湘南色とともに近郊形電車使用線区で多く見られた標準的なカラーリングであったが、車両の老朽化に伴い、更新修繕による塗色変更や、廃車により、かなり数を減らしている。
なお現在、E217系電車の更新車において帯色の変更が進んでおり、クリーム、青共に明るい色調となり、青は主に房総地区の車両で用いられているものと同様となっている。
国鉄時代末期に投入された東海道線の211系電車では、基本編成10両(1 - 10号車)+付属編成5両(11 - 15号車)という構成になり、付属編成が基本編成の北方に連結されるという形態になっている。この形態はJR発足後に製造されたE231系電車にも踏襲され、また湘南新宿ライン・宇都宮線・高崎線・常磐線でもグリーン車の導入以降、東海道線と同様の車両構成となった。ところが横須賀線・総武快速線では、JR化後に製造されたE217系電車でも、113系電車と同様に付属編成4両(増1 - 増4号車)+基本編成11両(1 - 11号車)の構成となり、付属編成は基本編成の南方(久里浜寄り)に連結される。このため横須賀線の線路上を走る湘南新宿ラインの列車と横須賀線電車とではグリーン車の位置が異なるという現象が起きている。これは以下の理由によるものである。
横須賀線内のホームの長さは、20m級の車両にして逗子駅以北は15両分なのに対し、以南では11両分となっている。このことにより逗子以南では15両編成での運用ができず、逗子駅での増解結作業が必須になっている。しかし、同駅では付属編成用の留置線が駅の久里浜寄りにあるため上り電車の北方に増結するのが困難であり[3]、しかも留置線1線あたりの容量が12両分であるため、付属編成を5両とすると収容できる本数が減少してしまう(すぐ先に京急逗子線の線路があり延長もできない)。このような理由で、やむなく以前使われていた113系電車と同じ、4両+11両の編成となったという経緯がある。前後をトンネルに挟まれた田浦駅では10両分に満たないホーム長しか確保できないため、11両編成の場合はドアカットで対処している。
| 横須賀線・総武快速線の編成 | ||||||||||||||||
| ←久里浜 | 千葉→ | |||||||||||||||
| 付属編成 | 基本編成 | |||||||||||||||
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| 湘南新宿ラインの編成 | ||||||||||||||||
| ←小田原・逗子 | 高崎・宇都宮→ | |||||||||||||||
| 基本編成 | 付属編成 | |||||||||||||||
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もともと横須賀線は旧日本海軍の軍港都市として知られた横須賀への連絡を目的として建設された路線であり、現在の北鎌倉駅付近では円覚寺境内を横切り、また鎌倉駅付近では鶴岡八幡宮の段葛を寸断して線路が敷設されるなど、用地買収も比較的強引に行われた。
また1925年に全線が電化され、1931年には東京駅 - 横須賀駅間62.4km で電車運転を開始した。当時、私鉄では東武鉄道や大阪電気軌道・参宮急行電鉄(現在の近畿日本鉄道)で電車によって100km以上の長距離運転が始められ、速達列車を運行する例も見られたが、国鉄(当時の運営組織は鉄道省)では省電・便電(びんでん)・ゲタ電などとあだ名され、近距離路線のみ電車化されていた。かつて京浜線(現在の京浜東北線)電車を運行開始した際、準備が不十分であったため運転中に立ち往生するトラブルを多発させたので、電化そのものについて懐疑的になったためではないかといわれている。
しかし、横須賀線では投入した32系電車に固定クロスシートを採用するなど画期的な施策をとり、優等旅客向けの二等車(現在のグリーン車)も当初より連結された。この電車運転が、後の湘南電車こと国鉄80系電車の開発に影響を与えたとも言われている。
戦前の二等車には、海軍高官のほか、逗子、鎌倉などの比較的裕福な家庭の子女が東京の学校に通うために女中などの付添い人とともに乗車する姿が多くみられた。しかも着席位置はそれぞれ決まっており、乗降口からの位置関係による序列も存在したという。
戦時中には日本の多くの鉄道路線が不要不急路線として休止・廃止となり、後に金属供出にも応ずる一方、横須賀線は横須賀から久里浜までを延伸、この際、物資不足の中レールを調達するために、すでに東海道本線の本線ルートから外れていた御殿場線を単線化し、その分のレールを転用したとされる。このように戦前の横須賀線は軍事上の重要路線として、比較的短距離の盲腸線にもかかわらず、格別の扱いを受けてきた。
戦後三浦半島の生活路線として再スタートを切った横須賀線は、かつてのような軍事路線としての需要は無くなった。
車両の世代交代により、1968年に新性能化を果たし、その後も運転の高頻度化や編成の15両化などで、増加する通勤需要に対応する。
沿線のベッドタウン化につれ、ラッシュ時の混雑は激化の一途をたどる。東海道線と線路を共用する大船以北では輸送力が限界に達し、東海道貨物線を利用して旅客線を複々線化、両線の列車が分離された(SM分離)。品川以北では東京トンネルを掘削し、品川駅 - 鶴見駅間は品鶴線を走行、鶴見駅 - 戸塚駅間では貨物線を郊外に新設して旧線を流用し、横須賀線は総武本線の快速電車(総武快速線)と直通運転を行うようになった。
また21世紀に入ってからは湘南新宿ラインの開設によって、渋谷駅・新宿駅・池袋駅を経由して東北本線(宇都宮線)とも直通運転を行うようになっている。
2009年6月16日には開通120周年を迎えた。これに先立ち、5日より鎌倉市のカトレヤギャラリーで写真展が、13日より「YYスカ線フェスタ」が開催され、横須賀駅で同年秋より「成田エクスプレス」に使用される新型車両E259系電車の展示などが行われた。このほかにも沿線では多彩なイベントが予定されているほか、向こう1年間、217系電車には記念のヘッドマークが掲げられる。
運転系統が複雑な横須賀線は事故などによる運転見合わせ・遅延が発生しやすい。湘南新宿ラインが運転を開始したことでこの傾向が一層顕著になっている。2005年には車両トラブル・信号トラブルによる5時間以上の運転休止が3回発生した(7月の地震による長時間運休を除く)。横須賀線や直通先の総武快速線で輸送障害が発生した場合は直通運転を中止し、東京駅での折返し運転が行われる。また、湘南新宿ラインでは全区間運休や途中で運転を打ち切って新宿・大崎・大船などでの折り返し運転や品川へ乗り入れる場合もある。また、高崎線 - 東海道線系統の列車が横須賀線内の各駅に臨時停車することもある。
2009年5月7日に発生した車両故障は大規模な運行トラブルを引き起こした。この日の朝6時50分頃、横浜 - 新川崎間を走行中の久里浜発津田沼行電車(総武快速線直通)で非常ブレーキ回路が断線してブレーキがかかったままになる車両故障が発生し、鶴見駅付近で立ち往生した。この電車のほか、3本の列車が高架上に2時間30分にわたり駅間停車するなど、対応が後手に回った[4]。このトラブルの影響で横須賀線・湘南新宿ライン・東海道線・京浜東北線・根岸線が一時運転を見合わせるなど、朝ラッシュ時間帯を中心に合計110本の列車が運休した。さらには湘南新宿ラインを介して直通運転を行う高崎線や宇都宮線(東北線)、湘南新宿ラインと線路を共用する埼京線や直通先の東京臨海高速鉄道りんかい線、振替先の京急線や直通先の都営浅草線、東急東横線にも遅れが生じるなど、約36万人の通勤通学客に影響が出る事態となった[5]。トラブルの影響が東京・神奈川のみならず、埼玉・群馬・栃木にも及ぶことが改めて実証された[6]。
| 正式路線名 | 走行線路 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計 営業キロ |
ライナ丨 | 接続路線・備考 | 所在地 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 直通運転区間 | 総武快速線千葉駅経由 ○外房線上総一ノ宮駅まで ○内房線君津駅まで ○成田線成田駅経由成田空港駅・鹿島線鹿島神宮駅まで ○総武本線成東駅まで |
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| 東海道本線 | 本線∧地下線∨ | - | 0.0 | ● | 東日本旅客鉄道:総武線(快速)(直通運転)・東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・上越新幹線・長野新幹線・中央線・山手線・京浜東北線・東海道線・京葉線 東海旅客鉄道:東海道新幹線 東京地下鉄: 東京地下鉄: 東京地下鉄: |
東京都 | 千代田区 | ||
| 1.9 | 1.9 | ● | 東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線・東海道線 東京地下鉄: 都営地下鉄: ゆりかもめ:東京臨海新交通臨海線 |
港区 | |||||
| 4.9 | 6.8 | ● | 東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線・東海道線 東海旅客鉄道:東海道新幹線 京浜急行電鉄:本線 |
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| 品鶴線 | |||||||||
| 3.6 | 10.4 | | | 東日本旅客鉄道:湘南新宿ライン(大崎方面) | 品川区 | |||||
| 武蔵小杉駅 【未開業】 |
16.8 | | | (2010年3月13日開業予定) 東日本旅客鉄道:南武線 東京急行電鉄:東横線・目黒線 |
神奈川県 | 川崎市 中原区 |
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| 新川崎駅 | 9.1 | 19.5 | | | 東日本旅客鉄道:南武線 (鹿島田駅) | 川崎市幸区 | ||||
| (鶴見駅) | 5.1 | 新川崎 経由 24.6 |
川崎 経由 21.7 |
| | (横須賀線電車は停車せず、ホームも存在しないが、路線の分岐点として扱われている) | 横浜市 鶴見区 |
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| 本線∧横須賀線専用線路∨ | |||||||||
| 7.1 | 31.7 | 28.8 | | | 東日本旅客鉄道:京浜東北線・横浜線・根岸線・東海道線 東京急行電鉄:東横線 京浜急行電鉄:本線 相模鉄道:本線 横浜市営地下鉄:■ブルーライン(3号線) 横浜高速鉄道:みなとみらい線 |
横浜市 西区 |
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| 3.0 | 34.7 | 31.8 | | | 横浜市 保土ケ谷区 |
|||||
| 4.9 | 39.6 | 36.7 | | | 横浜市 戸塚区 |
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| 4.2 | 43.8 | 40.9 | | | 東日本旅客鉄道:東海道線 横浜市営地下鉄:■ブルーライン(1号線) |
|||||
| 大船駅 | 5.6 | 49.4 | 46.5 | ● | 東日本旅客鉄道:東海道線・根岸線 湘南モノレール:江の島線 |
横浜市栄区 | |||
| 横須賀線 | 大船 から 0.0 |
鎌倉市 | |||||||
| 北鎌倉駅 | 2.3 | 51.7 | 2.3 | | | |||||
| 鎌倉駅 | 2.2 | 53.9 | 4.5 | ● | 江ノ島電鉄:江ノ島電鉄線 | ||||
| 逗子駅◇ | 3.9 | 57.8 | 8.4 | ● | 京浜急行電鉄:逗子線 (新逗子駅) | 逗子市 | |||
| 東逗子駅 | 2.0 | 59.8 | 10.4 | ||||||
| 田浦駅 | 3.4 | 63.2 | 13.8 | 横須賀市 | |||||
| 横須賀駅 | 2.1 | 65.3 | 15.9 | 京浜急行電鉄:本線 (逸見駅、汐入駅) | |||||
| 衣笠駅 | 3.4 | 68.7 | 19.3 | ||||||
| 久里浜駅 | 4.6 | 73.3 | 23.9 | 京浜急行電鉄:久里浜線 (京急久里浜駅) | |||||
東京駅 - 大船駅間については東海道本線を参照。
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